葛西親水四季の道

葛西親水四季の道

東京都江戸川区、江戸川と中川を結んだ運河の長島川の河川跡を遊歩道(グリーンロード)としたのが、葛西親水四季の道。葛西地域を東西に流れる川は埋め立てられて往時の姿を失っていますが、道沿いにはかつての橋の親柱がのこされる場所もあり、運河跡の痕跡も随所に残されています。

長島川の河川跡を利用した全長2110mの散歩道

葛西親水四季の道

埋め立てられた長島川の流路を転用した葛西親水四季の道は、全長2110m。
江戸川区は、健康の道として整備しているのでウォーキングにも絶好です。

馬頭橋、九貫橋、長島橋などの親柱が残されているほか、歩道の傍らに小さなせせらぎを備え(かつての長島川と同じで、旧江戸川から取水した水を流しています)、長島川の流路をたどっていることがよくわかります。
途中には遊戯施設のある子ども広場も4ヶ所配され、子供を連れての散策にも絶好。

長島川の河口部は、昭和47年から開始された「葛西沖開発事業」で埋め立てられ、清新町が誕生していますが、その際に、新長島川で新左近川に繋ぐ形となりましたが、新長島川も埋め立てられて新長島川親水公園(全長530m)になっています。

ちなみに、東葛西の北部に位置する長島村は、葛西地域の中で最も歴史が古い地区で、江戸川河口には長島湊がありました。
富士塚のある長島香取神社(茂呂香取神社/江戸川区東葛西2-34-20)はかつての長島村の鎮守で、神社前のうねうねと続く車道も長島川の埋め立て跡で、そのまま歩けば葛西親水四季の道に通じています。

葛西親水四季の道
葛西親水四季の道
名称 葛西親水四季の道/かさいしんすいしきのみち
所在地 東京都江戸川区西葛西〜東葛西
関連HP 江戸川区公式ホームページ
電車・バスで 葛西駅、西葛西駅から徒歩5分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 江戸川区環境部水とみどりの課 TEL:03-3652-1151
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
新長島川親水公園

新長島川親水公園

東京都江戸川区、江戸川と中川を結んだ運河の長島川に下流側で連絡する新長島川の河川跡(埋立地/全長530m)を公園に転用したのが、新長島川親水公園。じゃぶじゃぶ池や噴水広場も整備され、夏場は水遊びに絶好。2月中旬〜4月中旬には植栽された水仙が

清新町緑道

清新町緑道

東京都江戸川区、新長島川親水公園の脇に続く緑道が、清新町緑道。新長島川親水公園、清新町緑道と緑滴る園地が続き、新左近川親水公園から先に臨海町にも緑道が続いて、江戸川区のオアシスを構成。水の舞台、光の塔というオブジェも設置されています。新長島

葛西親水四季の道

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