増上寺・大門

増上寺・大門

東京都港区芝公園2丁目、芝大門交差点に面して、増上寺側に建っているのが、増上寺・大門。この大門が増上寺の表門で、徳川時代にはここからが増上寺の境内、そして周囲には塔頭寺院(たっちゅうじいん)が並んでいました。門前の道はかつての東海道です。

増上寺の正門は東海道に面した大門

増上寺の正門となるのが大門。
増上寺の参拝は本来ならここから入山するのが正統派ということに。

明治初頭の廃仏毀釈の際に増上寺は、多くの子院・塔頭(たっちゅう)とともに大門を失い、敷地の一部は芝公園、東京プリンスホテルの敷地などになっています。
明治11年、維持管理ができなくなったとして当時あった4つの門を東京府に寄付。
増上寺の玄関門である大門は、譲り受けた東京府(現在の東京都)が管理していました。
江戸時代の大門は老朽化が進み、昭和12年、東京府によって旧大門の意匠を踏襲し1.5倍の大きさの高麗門、鉄骨鉄筋コンクリート造りで再建(これが現在の大門です)。

戦後、伽藍整備を進める増上寺が東京都に返還を求めていましたが、なんと、この大門、都の財産目録に見当たらず、40年間ほど、所有者が宙に浮いていました。
平成28年春、138年ぶりに無償で増上寺に返還され、再び増上寺の所有に。

平成29年には増上寺によって耐震補強・外観化粧直しの改修工事が行なわれ、美しい表門が蘇っています(瓦も耐震性が強い瓦に葺き替え)。
一帯のランドマークとして増上寺旧方丈門(黒門)などとともに、港区の有形文化財にも指定されています。

増上寺・大門
名称 増上寺・大門/ぞうじょうじ・だいもん
所在地 東京都港区芝公園4-7-35
関連HP 増上寺公式ホームページ
電車・バスで 都営地下鉄三田線御成門駅から徒歩3分
ドライブで 首都高速芝公園ランプから約500m
駐車場 10台/無料、または、東京タワーパーキングセンター・地下(200台/有料)など周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 増上寺 TEL:03-3432-1431
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

増上寺

徳川将軍家の菩提寺として有名。寺としての歴史は古く、その創建は1393(明徳4)年まで遡ります。徳川家康の菩提寺として芝に移されてからは、東国随一の浄土宗寺院として繁栄を続けてきましたた。東京大空襲の戦火でほとんどの建物を焼失してしまいまし

増上寺・三解脱門

増上寺・三解脱門

東京都港区芝公園4丁目、日比谷通りに面した増上寺の正門が、三解脱門(さんげだつもん)。江戸時代初期の元和8年(1622年)に建立された門が、震災や空襲での倒壊・焼失を免れて現存、国の重要文化財に指定されています。あまり知られていませんが、東

広重&豊国 浮世絵に描かれた増上寺

徳川家康が江戸入府の際に、住職に出会ったことが寛永寺と並ぶ徳川将軍家尊崇の寺となったとも伝えられる芝・増上寺。江戸時代には広大な敷地を誇る大寺院で、東海道側に設けられた大門がその玄関口として機能していました。大門は現存し、周辺の地名も芝大門

増上寺・大門

増上寺・大門

東京都港区芝公園2丁目、芝大門交差点に面して、増上寺側に建っているのが、増上寺・大門。この大門が増上寺の表門で、徳川時代にはここからが増上寺の境内、そして周囲には塔頭寺院(たっちゅうじいん)が並んでいました。門前の道はかつての東海道です。増

増上寺・旧方丈門(黒門)

増上寺・旧方丈門(黒門)

東京都港区芝公園4丁目、日比谷通りに面する三解脱門(さんげだつもん/国の重要文化財)の南側に建つのが、旧方丈門(黒門)。増上寺方丈の表門(庫裡門)でしたが、明治維新後に鐘楼堂脇に移築され、昭和55年の善導大師1300年遠忌を期に三解脱門の横

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