ベルモント公園

ベルモント公園

東京都足立区梅島1丁目にある足立区と西オーストラリア州ベルモント市との友好親善のシンボルとして築かれた1.3haの公園。住宅地の一画に広がる緑地に、赤レンガの陳列館、ヒツジのモニュメント、オーストラリア原産の草花を取り入れた美しい花壇、バラの小道などが配されています。

オーストラリア原産のアカシア咲く日豪友好の公園

昭和59年10月1日の東京都足立区とオーストラリアのベルモント市(パース地方)の姉妹都市提携を記念して築かれた公園(足立区は、栃木県鹿沼市、長野県山ノ内町、新潟県魚沼市が友好都市、ベルモント市のみ姉妹都市関係)。

赤レンガの陳列館には、オーストラリアの工芸品、日用品、西オーストラリアの州鳥である黒鳥(ブラックスワン)の剥製などを展示。
植栽される木々もベルモント公園のシンボルツリーであるブラシノキ、コアラが食することで有名なユーカリ、ギンヨウアカシア、フサアカシア、モリシマアカシアなど、オーストラリア原産の植物です。
ギンヨウアカシア、フサアカシアは黄色い花で3月に開花、モリシマアカシアはクリーム色の花で、ゴールデンウィーク頃に花開きます(ギンヨウアカシアやフサアカシアは、ミモザとも呼ばれています)。

アカシアは世界1350種のうち、1000種類がオーストラリアに分布。
有名な『アカシアの雨がやむとき』などの日本各地の公園や街路に植栽されるのは、実はマメ科ハリエンジュ属の落葉高木、ニセアカシア(ハリエンジュ)です(『アカシアの雨がやむとき』は、名古屋の街路樹・ニセアカシアがモチーフで、札幌のアカシア並木もニセアカシアです)。

バラ園には、45品種79株のバラを植栽し、5月〜6月上旬の春バラの時期が見頃。
「ベルモント公園はバラの隠れた名所」とのこと。

オーストラリアの季節行事(ハロウィン、クリスマス、イースターなそ)の時期には、それに合わせた装飾が行なわれています。
公園には池田満寿夫の彫刻《旅人》も設置。

ちなみに平成16年8月には、ベルモント市のアスコット地区のスワン川沿いに、姉妹都市提携20周年を記念して、「足立パーク」が開設されています。

ベルモント公園
ギンヨウアカシア(ミモザ)の黄色い花
ベルモント公園
名称 ベルモント公園/べるもんとこうえん
所在地 東京都足立区梅島1-33-7
関連HP ベルモント公園公式ホームページ
電車・バスで 東武スカイツリーライン梅島駅から徒歩5分
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ ベルモント公園 TEL:03-3852-6650
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
ベルモント公園

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