浄光寺(雪見寺)

浄光寺(雪見寺)

東京都荒川区西日暮里3丁目にある真言宗豊山派のが、浄光寺。諏訪台の高台に建ち、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは諏方神社(すわじんじゃ)の別当(神社を管理する寺)でした。展望が開け眺めが良く雪見に適することから雪見寺とも呼ばれた風雅な寺です。

諏訪台にあり風光明媚な寺として、雪見寺と呼ばれた

浄光寺(雪見寺)

創建に関しては太田道灌説と豊島左衛門尉経泰説があり定かでありません。
周辺には月見寺(本行寺)、花見寺(青雲寺)などもあり、まさに日暮らしの里らしい寺です。

元文2年(1737年)、8代将軍徳川吉宗が鷹狩の際に立ち寄り、元文5年(1740年)以降は御膳所にもなり、将軍が来訪した時に腰掛けたとされる「将軍の腰掛けの石」が残されています。

山門の左手には、元禄4年(1691年)、空無上人によって江戸の東部6ヶ所に開眼した江戸六地蔵の3番目となる銅造地蔵菩薩立像、文化6年(1809)作の銅造地蔵菩薩坐像、庚申塔が並んでいます。

『東都歳時記』による江戸六地蔵は、駒込・瑞泰寺(一番)、千駄木・専念寺(二番)、浄光寺(三番)、下谷・心行寺(四番)、上野大仏堂(五番)、浅草寺・正智院(六番)に安置されていましたが、現存するのは専念寺と浄光寺だけです。
『東都歳時記』による江戸六地蔵は廃れてしまい、現在、江戸六地蔵といえば、深川の地蔵坊正元発願し、江戸の出入口6ヶ所に安置した江戸六地蔵を指します。

諏訪台からJR西日暮里駅へと下る坂が地蔵坂と呼ばれるのは、浄光寺(雪見寺)の江戸六地蔵(三番)に由来します。

浄光寺(雪見寺)
『江戸名所図会』の日暮里・其三に描かれる浄光寺(雪見寺)/右上
浄光寺(雪見寺)
『江戸名所図会』日暮里・其三/部分拡大
浄光寺(雪見寺)
名称 浄光寺(雪見寺)/じょうこうじ(ゆきみでら)
所在地 東京都荒川区西日暮里3-4-3
関連HP 荒川区公式ホームページ
電車・バスで JR・東京メトロ西日暮里駅から徒歩5分
問い合わせ 浄光寺(雪見寺) TEL:03-3821-4294
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
地蔵坂

地蔵坂

東京都荒川区西日暮里3丁目、諏方神社(すわじんじゃ)の建つ諏訪台からJR西日暮里駅へと下る階段状の坂道が地蔵坂。明治初年の神仏分離以前に、諏方神社(すわじんじゃ)の別当(神社を管理する寺)だった浄光寺(雪見寺)に江戸六地蔵の三番が祀られてい

浄光寺(雪見寺)

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