江戸城の三の丸、二の丸は現在は皇居東御苑の一部で、見学、散策が可能。ただし月・金曜(天皇誕生日以外の祝日は開園)、年末年始と休園日があるので注意が必要です。多くの遺構は失われていますが石垣などが現存。二の丸庭園が復元されています。大手門、平川門から入園が可能。
江戸城 二の丸・三の丸(皇居東御苑)
大手門から内濠(左が桔梗濠、右が大手濠)を渡ると、三の丸。
さらに二の丸の間にも堀があり、濠には下乗橋が架かっていましたが、埋め立てられて、雰囲気が少し変わっています。
往時は下乗橋を渡ると大手三の門で、ここからが二の丸となりました。
頑強な枡形門で、石垣が現存。
ここに同心番所と、百人番所があり、警備の兵士が詰めていたのです。
二の丸には寛永12年(1635年)に二の丸御殿が築かれていますが、現在は雑木林に変わっています。
二の丸庭園は絵図を元に復元された回遊式庭園です。
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- 大手門
高麗門は江戸時代の遺構
御三家や諸大名が登城に利用 - 大手濠
平川門と大手門の間にある江戸城の内濠 - 桔梗濠
大手門脇にある内濠 - 宮内庁三の丸尚蔵館
『蒙古襲来絵詞』など国宝、重要文化財など多数収蔵/令和8年秋にリニューアルオープン
(有料施設) - 同心番所
大手三の門を警備する同心(幕府の下級武士)の詰所 - 大手三の門跡
二の丸入口を守備する門の跡
かつては東側に濠があり、下乗橋が架かかり御三家以外は籠から降りる必要がありました - 江戸城百人番所
大手三の門を守備する鉄砲百人組が詰める番所の遺構で、二の丸側に - 平川濠
三の丸の西側を防備する内濠 - 平川門
江戸城三の丸の正門、奥女中や御三卿が使用 - 二の丸庭園
小堀遠州作庭の将軍のための庭園(昭和43年に復元) - 諏訪の茶屋
明治45年、吹上御苑に復元、移築され外観のみ見学が可能 - 梅林坂
二の丸にある太田道灌ゆかりの梅の名所
大奥の通用門として上梅林門と下梅林門がありました - 汐見坂
坂の途中から海が見えたのが名の由来、往時には坂の上には、本丸入口の汐見坂門が - 白鳥濠
本丸と二の丸の境にある(段差は10mも)汐見坂南側の濠
徳川家康時代の石垣が現存
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