2025年3月、東京港に「海の森公園」が開園

海の森公園

東京港の中心部に浮かぶ「ごみの島」(東京都江東区海の森3丁目、中央防波堤内側埋立地)を、2007年度〜2015年度に、都民参加で27万本もの樹木を植栽、順調に生育して2025年3月、「海の森公園」が開園する運びとなりました。夢の島もかつてはごみの島(人工島)でしたが、今では夢の島公園などに変身しています。

東京港に新しく、魅力的な海上公園が誕生!

海の森公園
海の森公園の園内図(報道発表資料から)

東京港・中央防波堤内側埋立地に「海の森公園」がオープンするのは2025年3月28日(金)。
東京港のごみの埋立地を美しい森に蘇らせるプロジェクトとして、「資源循環」と「都民協働」をコンセプトに整備が進められてきました。

1973年〜1987年に、都内で生じた1230万tのごみによって造成された「ごみの島」(人工島)で、リサイクル土や建設発生土などで表面を覆い、その上に様々な木々を植栽して、海上に森を生み出しました。

表層の土は、都内の公園や街路樹から出る枝葉を利用して土づくりが行なわれ(「資源循環」)、植栽された木々は小学生やボランティアがどんぐりから育てた苗木を使っています(「都民協働」)。
延べ2万3000人に及ぶ都民や企業、NPOとの協働で27万本が植栽され、ボランティアなどの手により育てられて今では見事な森に育っています。

公園の面積は60ha。
つどいの草原、ふれあいの林、東の小山・西の小山わいわい広場(遊具・バーベキューエリア)、ビジターセンターなどが設置され、9:00〜17:00の開園。
宿泊ができるキャンプ場などは設置されず、夜間の入園は不可です。

公募でマスコットキャラクターも「うみのもりすけ」に決定。
海の森公園で発見された幻の生物で、特技は木登りと水遊び、ゴミ拾いとのこと。
2025年1月下旬以降、オープン記念のイベントの詳細などが発表される予定です。

2025年3月、東京港に「海の森公園」が開園
名称 海の森公園/うみのもりこうえん
所在地 東京都江東区海の森3丁目地内
関連HP 東京都港湾局公式ホームページ
問い合わせ 港湾局臨海開発部海上公園課 TEL:03-5320-5578
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
海の森公園

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