入谷鬼子母神(真源寺)
「恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)。びっくり下谷の広徳寺。そうで有馬の水天宮」というのは江戸っ子の洒落。入谷は山手線鶯谷界隈の地名。恐れ入るということを洒落て、入谷の真源寺に祀られる鬼子母神を掛けたものです。境…
「恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)。びっくり下谷の広徳寺。そうで有馬の水天宮」というのは江戸っ子の洒落。入谷は山手線鶯谷界隈の地名。恐れ入るということを洒落て、入谷の真源寺に祀られる鬼子母神を掛けたものです。境…
浅草寺(せんそうじ)の総門が雷門(かみなりもん)で、正式の名称は、風雷神門。その名の通り、門の左側に風神、右側に雷神の像が配されています。初代の門は942(天慶5)年頃に建てられたという歴史ある山門で、1635年(寛永1…
浅草通りの雷門から浅草寺の宝蔵門まで続く参道の両側に並ぶ商店街が仲見世(なかみせ)。江戸時代前期に境内や参道の清掃を命じられた地元住民が、掃除の代償として店を出す権利を認められたのが仲見世の起源といわれており、日本を代表…
台東区上野の上野公園に建っている「上野の西郷さん」は、西郷隆盛像ではもっとも古い銅像。西南戦争で、明治政府に反旗を翻した西郷は、いわゆる朝敵でもあったため、明治22年、大日本帝国憲法発布に伴う大赦によって西郷の「逆徒」の…
上野動物園内の東園駅~西園駅(0.3km、所要時間1分30秒)を結ぶのが上野動物園モノレール。正式名は、東京都交通局上野懸垂線で、実は動物園のアトラクションではなく、鉄道事業法に基づく交通機関として東京都交通局が運営する…
駿府城に家康を見舞った藤堂高虎(とうどうたかとら)の上野の屋敷地に建立された徳川家康、吉宗、慶喜を祀る神社で、正式名称は東照宮。明治以前は東叡山寛永寺の一部だったが、明治の神仏分離で神社として独立しています。出世、勝運、…
江戸時代、因幡(いなば)・伯耆(ほうき)32万石を治めた大名が、鳥取藩池田家(因州池田家)。徳川家とも姻戚関係にあり、江戸の地でも権勢を振るっていました。上野恩賜公園、東京国立博物館構内に移築現存するのが旧因州池田屋敷表…
徳川将軍家の菩提寺として、天海僧正が創建した寛永寺。1625(寛永2)年、3代将軍・徳川家光の時代に貫主の住坊となる本坊が建てられました。本坊があったのは現在の東京国立博物館の敷地。慶応4年5月15日(1868年7月4日…
上野公園に建つ、明治5年創業の西洋料理の草分け上野精養軒。その近くにあるのが大仏パゴダ。関東大震災で崩れ落ちるまで、この大仏山と称する地には大仏が鎮座していました。現在では薬師仏を祀るパゴダ様式の祈願塔と志納所があり、大…
東京スカイツリー(R)とのコラボが楽しめるのが浅草界隈の隅田川沿いの両岸に咲く隅田公園の桜。ソメイヨシノを始め、オオシマザクラ、サトザクラなど隅田区側に343本、台東区側に600本ほど、あわせて1000本もの桜が並木とな…
江戸時代、家康に信任された天海僧正が吉野山から東叡山寛永寺創建の後に移植した山桜が起源という上野恩賜公園の桜。「東都第一の花の名所」といわれましたが当時の桜は山桜です。現在は公園中通りなどにソメイヨシノを中心に800本の…
東京の大名庭園は『東京とりっぷ』『ニッポン旅マガジン』取材班の調査では、目下、確定しているのが23庭園あります。そのうち、別に紹介した「必踏5庭園」を除く新宿区、文京区、台東区、墨田区に現存する大名庭園は9庭園。意外に新…