東京都江東区青海2丁目、臨海副都心の西端に位置する都立の海上公園が、青海北ふ頭公園。岸壁には日本初の南極観測船として活躍した「宗谷」が船の科学館の一部として係留保存され、見学が可能です。「東京国際クルーズターミナル」が眼前で、外洋クルーズ船の接岸は要チェックです。
南極観測船「宗谷」(初代)が係留展示される

公園面積2万5812平米のうち、水域部分が2万479平米と、まさに海上公園といった感じです。
「東京国際クルーズターミナル」への車道は立体交差しており、徒歩でのアクセスは東八潮緑道公園からとなります。
北側の東八潮緑道公園、南側の青海南ふ頭公園とを結ぶ園地で、臨海副都心のシーサイドハイキング途中に訪れるのに絶好です。
青函連絡船「羊蹄丸」(ようていまる/8311.5t)の巨大な可変ピッチプロペラがオブジェのように置かれています。
昭和40年〜昭和63年の間、青函航路で活躍し、最盛期には多くの「カニ族」が利用した船です。
船の科学館に係留展示後、平成24年に解体され、スクリューだけが残されています。
展示されるのは、可変ピッチプロペラで、直径325m、重さ6.02tという巨大さ。
東八潮緑道公園と同様に、釣りは全面的に禁止に。
近くに青海客船ターミナル(青海船着場)がありますが、現在、水上バスの定期便の発着はありません(臨時便、チャーター便などの利用のみ)。

青海北ふ頭公園 | |
名称 | 青海北ふ頭公園/あおみきたふとうこうえん |
所在地 | 東京都江東区青海2丁目 |
関連HP | 海上公園なび |
電車・バスで | ゆりかもめ東京国際クルーズターミナル駅から徒歩3分 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | お台場海浜公園管理事務所 TEL:03-5531-0852 |
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