東京都千代田区神田猿楽町1丁目、明治大学駿河台キャンパス近くにあるのが、米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館。明治大学の附属施設で、マンガ評論家・編集者でコミックマーケットにも関わった米澤嘉博(よねざわよしひろ)と漫画蒐集家・内記稔夫(ないきとしお)の蔵書を収蔵。
明治大学付属の、マンガとサブカルチャーの専門図書館
現代マンガ図書館は、地元神田に生まれた内記稔夫が、昭和30年に開いたという貸本屋「山吹文庫」の蔵書を基に、大衆文化を支えたマンガ本が散逸することを惜しみ、昭和53年に日本初のマンガ専門図書館として設立された施設。
蔵書数は膨大で、未整理のものを含めて27万冊もあるとのこと。
米沢嘉博記念図書館はコミックマーケット(コミケ)創立者のひとりでもある米沢嘉博(明治大学工学部出身)のプライベートコレクションを14万冊も所蔵する図書館で、両館を合わせると世界最大級のマンガとサブカルチャーの専門図書館ということに。
建物は、7階建てで、登録すれば学外者も閲覧が可能(有料)という開かれた施設。
1階が展示室、2階が閲覧室、3階〜5階が閉架式書庫で、1階展示室は外来でも無料で利用可能。
2階閲覧室の利用は明治大学学生・教員そして、1日会員、1ヶ月会員、1年会員のいずれかに登録すれば学外者の利用も可能です。
米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館は、複合運用され、両図書館の資料を2階閲覧室で利用可能(現代マンガ図書館の当日閲覧数には制限があります)。
資料閲覧のための事前予約サービス、資料を対象とした郵送複写サービスが可能。
懐かしい少年誌、有名なマンガ家の初期の作品なども閲覧ができます。
火・水・木曜などは休館日なので、まずは開館日の確認をしてから、訪問を。
明治大学駿河台キャンパス近くには、神田古書店街、文化人の定宿といわれる「山の上ホテル」などもあり、日本のカルチェ・ラタン(パリ大学などがあるパリの学生街)とも呼ばれていますが、その注目スポットのひとつ。
明治大学ではこのほか、明治大学アカデミーコモン内に刑事部門・商品部門・考古学部門に分かれる明治大学博物館、阿久悠記念館(あくゆうきねんかん)もあり、見学が可能。
米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館 | |
名称 | 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館/よねざわよしひろきねんとしょかん・げんだいまんがとしょかん |
所在地 | 東京都千代田区神田猿楽町1-7-1 |
関連HP | 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館公式ホームページ |
電車・バスで | JR・東京メトロ御茶ノ水駅から徒歩10分 |
ドライブで | 首都高速神田橋ランプから約1km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館 TEL:03-3296-4554 |
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