都立9庭園『和傘で庭園めぐり』(和傘を無料で貸し出し)|2025

都立9庭園(旧岩崎邸庭園、清澄庭園、向島百花園、旧芝離宮恩賜庭園、旧古河庭園、小石川後楽園、浜離宮恩賜庭園、六義園、殿ヶ谷戸庭園)では、2025年7月12日(土)~9月15日(月・祝)、『和傘で庭園めぐり』を実施。暑い夏、来園者に強い日差しを避けてもらおうと和傘を無料で貸し出すサービスです

様々なデザインや色の和傘を取り揃え

「様々なデザインや色の和傘を取り揃えておりますので、お好きなものをご利用ください」(東京都公園協会)ということで、写真撮影にも絶好。
各庭園の入口付近に和傘の貸し出し場所を設けているので、自由に利用ができます(帰りの際に「傘立て」に戻せばOK)。

小石川後楽園では、7月18日(金)~7月21日(月・祝)、7月25日(金)~7月27日(日)には『早朝開園』を実施し、8:00に開園(通常は9:00開園)。

向島百花園では、8月28日(木)~8月31日(日) の間、開園時間延長を実施し、21:00まで開園(最終入園20:30)。
通常は17:00閉園(最終入園16:30)なので4時間も開園時間を伸ばすことになり、夜の庭園を楽しむことができます。

都立9庭園『和傘で庭園めぐり』(和傘を無料で貸し出し)|2025
開催日時 2025年7月12日(土)~9月15日(月・祝)
場所 旧岩崎邸庭園、清澄庭園、向島百花園、旧芝離宮恩賜庭園、旧古河庭園、小石川後楽園、浜離宮恩賜庭園、六義園、殿ヶ谷戸庭園
関連HP 東京都公園協会公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園

東京都台東区池之端1丁目にある都立庭園となっている三菱財閥岩崎家の庭園と邸宅が、旧岩崎邸庭園。明治29年、岩崎弥太郎の長男で三菱第3代社長・岩崎久弥(いわさきひさや)の本邸とそれに付随する庭園として築かれたもの。現在は往時の3分の1の敷地で

清澄庭園

三菱財閥の祖・岩崎弥太郎の命により、明治13年に完成した池泉回遊式庭園。もとは下総国関宿の城主・久世家の荒廃した下屋敷だった場所を蘇らせ、賓客の接待や社員の慰安所として使用した。造園に大変な関心を寄せていた弥太郎は、こよなく石を愛したことで

向島百花園

向島百花園

東京都墨田区にある都立公園が向島百花園(むこうじまひゃっかえん)。江戸の町民文化が栄えた文化文政期、骨董商・佐原鞠塢(さわらきくう)が日本橋住吉町の店を閉め、文人たちの協力を得て、文化元年(1804年)に開園した庭園がルーツ。江戸の文人文化

旧芝離宮恩賜庭園

1678(延宝6)年、佐倉藩主で老中・大久保忠朝(おおくぼただとも)が4代将軍・徳川家綱から拝領した大名庭園「楽壽園」が前身となるのが旧芝離宮恩賜庭園(きゅうしばりきゅうおんしていえん)。往時には江戸湾に面し、海の水を庭園に引き込む潮入の庭

小石川後楽園

徳川御三家のひとつ、水戸藩初代藩主・徳川頼房が江戸上屋敷の庭園として造園を指示、水戸黄門で知られる2代藩主・徳川光圀が完成した、江戸初期の代表作的庭園。東京に残る江戸時代初期の大名庭園は、小石川後楽園と、旧芝離宮恩賜庭園のみ。浜離宮恩賜庭園

浜離宮恩賜庭園

江戸時代、将軍家の別邸、浜御殿が建てられ、6代将軍・徳川家宣(とくがわいえのぶ)が造園を完成させた大名庭園。明治維新後は皇室の離宮となり、浜離宮と呼ばれるように。戦後、都の公園として移管。入口近くの将軍・家宣の大改修を記念して植栽された「三

六義園

5代将軍・徳川綱吉の信頼を得て側用人(そばようにん)となった柳沢吉保の別荘として、1695(元禄8)年に造園された大名庭園。敷地面積約8万7000平方メートルを誇り、江戸初期を代表する池泉回遊式庭園には、将軍・綱吉も58回ほど訪れたと伝えら

殿ヶ谷戸庭園

三菱合資会社の専務理事などを務めた実業家・江口定条(えぐちさだえ)が大正初年に造園した庭園。国分寺崖線(こくぶんじがいせん)と呼ばれる段丘崖と、崖下に湧く豊富な湧水を巧みに生かして作庭された武蔵野らしい庭で、昭和4年に三菱財閥の岩崎彦弥太(

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