愛染院
正式名は獨鈷山光明寺愛染院で、真言宗豊山派の寺。空海(弘法大師)ゆかりの寺を巡る御府内八十八ヶ所霊場18番札所。『群書類従』、『続群書類従』の編者として名高い国学者・塙保己一(はなわほきいち)の墓、内藤新宿を開設し、問屋…
正式名は獨鈷山光明寺愛染院で、真言宗豊山派の寺。空海(弘法大師)ゆかりの寺を巡る御府内八十八ヶ所霊場18番札所。『群書類従』、『続群書類従』の編者として名高い国学者・塙保己一(はなわほきいち)の墓、内藤新宿を開設し、問屋…
1575(天正3)年、法印祐賢上人(ほういんゆうけんしょうにん)が開基となって、大沢孫右衛門尉(おおさわまごえもんのじょう)が麹町(こうじまち)九丁目に開いた寺。江戸城の外濠開削、周辺整備のため、寺町全体として四谷に移り…
東京・四谷(四谷十八ヶ町)の鎮守である須賀神社。1634(寛永11)年、赤坂一ツ木村の清水谷に鎮座した稲荷神社を江戸城外堀普請のため四谷に遷座したことに始まります。新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』の舞台に…
大手町のビル街のなかにひっそりと眠っているのが将門塚(しょうもんづか)と通称される平将門(たいらのまさかど)の首塚。もともと神田明神の祀られていた地でもあり、東京を代表するパワースポット。江戸時代には江戸城・大手門を守る…
毎月24日は地蔵尊の縁日です。この日に参詣すると、御利益が多いとされていますが、東京・巣鴨の高岩寺(とげぬき地蔵)は、『初地蔵』となる1月24日のほか、5月24日、9月24日は例大祭が行なわれます。つまり、「正五九」の2…
明治神宮は実は社殿のある、内苑、そして国立競技場のある外苑に分かれていますが、広大な内苑の社殿南側に位置するのが「御苑」といわれる庭園エリア。実は、明治神宮は、江戸時代には熊本藩加藤家下屋敷、そして彦根藩井伊家下屋敷のあ…
明治神宮の御苑に湧く湧水の井、清正井。水温は通年15度前後と一定で、毎分60リットルという豊富な水量を誇っています。この清正井は、江戸時代の初めに加藤清正が掘ったと伝えられる伝説の井戸ですが、井戸の写真を撮って、画像を待…
中央区日本橋室町のオフィス街に鎮座する古社。社殿は、三井不動産の「日本橋再生計画」のメイン事業である「日本橋室町東地区開発計画」で新築され、隣接地に現代版の鎮守の森として「福徳の森」もつくられています。夜間には「仲通り」…
正月や盆の16日は、地獄の閻魔大王も罪人の呵責(かしゃく)を休むことから「地獄の釜の蓋も開く」という諺(ことわざ)が生まれています。1月16日、7月16日は「藪入り」(やぶいり)で、奉公人が奉公先から休みをもらい、実家に…
深川は仙台堀近くの寺町にある心行寺は、深川七福神の福禄寿を祀る寺。1616(元和2)年に京橋・八丁堀寺町に創建した浄土宗の寺で、1633(寛永10)年に現在地に移りました。境内には縁結びの地蔵様として江戸時代から信仰され…
吉祥寺駅前に「寺町」があるのをご存知でしょうか? 吉祥寺通りと女子大通りがクロスする交差点の名は、ズバリ、四軒寺。4軒の寺が界隈に集結していることから生まれた通称名。そしてその「寺町」が、吉祥寺誕生の歴史を秘めてもいるの…
吉祥寺の地名の由来、そしてそのルーツが現在の水道橋(東京都文京区本郷1丁目)あたりにあったことは、前回お話しました。 今回はその続編で、吉祥寺ナンバーワンのパワースポットを紹介します。