天野屋
神田明神(神田神社)前の明神甘酒の店。1846(弘化3)年創業という老舗で、地下6mにある明治37年改築という輸入レンガ造りの室(むろ)でつくる米麹(こめこうじ)をベースにした昔ながらの味。江戸時代の慶長の始めに今のかた…
神田明神(神田神社)前の明神甘酒の店。1846(弘化3)年創業という老舗で、地下6mにある明治37年改築という輸入レンガ造りの室(むろ)でつくる米麹(こめこうじ)をベースにした昔ながらの味。江戸時代の慶長の始めに今のかた…
ニコライ堂の愛称で親しまれている東京復活大聖堂の正式名は、日本ハリスト正教会教団復活大聖堂。ニコライ・カサートキン大主教によって建てられたギリシャ正教会の聖堂で、完成は明治24年。尖端状鐘楼があるドームの高さは38mで、…
神田明神近く、宮本公園内に移築された遠藤家旧店舗・住宅主屋が「神田の家 井政」。江戸時代より神田鎌倉町で材木商を営んできた遠藤家が、関東大震災後、昭和初期に建てた店舗併用住宅で、平日は庭が一般公開されるとともに日中はカフ…
わずか4年ほどですが、中央本線御茶ノ水駅の神田寄り、昌平橋のたもとに昌平橋駅が開業していました。1年間は、名古屋〜東京を結んだ中央本線の起点駅にもなっているのです。今では駅舎の雰囲気はありませんが、往時のレンガ造りの高架…
神田川に架かる橋。江戸時代には上流の水道橋まで橋はなく、駿河台と本郷台は深い峡谷だったため、この橋は神田川を渡る重要な橋になっていました。現在の橋は大正時代架橋のコンクリートアーチ橋。照明なども往時のままに復元され、千代…
湯島聖堂との間、千代田区と文京区の境界線上にある坂が昌平坂。昌平の名は、紀元前552年9月28日、孔子(こうし)が生まれた魯国昌平郷(現・中国山東省曲阜県の東南)に由来。孔子廟(湯島聖堂)が上野から湯島に移されてから付い…
御茶ノ水駅から、ニコライ堂と湯島聖堂、2つの聖堂を結ぶ聖橋を渡ると、湯島聖堂。御茶ノ水と湯島は隣接していたことに改めて気づきますが、そんな湯島の端に建つのが、江戸幕府が昌平坂学問所を設置した、湯島聖堂です。脇を流れる神田…
京都の老舗、あぶらとり紙で有名な「よーじや」。京都みやげの定番としても知られるよーじやですが、洗顔石けん「よーじや紅花せっけん」もおすすめです。羽田空港でも人気のグッズになっています。さらに「よーじや羽田空港第2ターミナ…
東京湾の最奥に位置する東京港。江戸の昔から港があったと思ったら大間違いで、実は、関東大震災まで港らしい港はなかったんだとか。そんな東京港のルーツといわれるのが日の出ふ頭です。
「恐れ入谷の鬼子母神」、「草加、越谷、千住の先よ」など、江戸の地名を盛り込んだ地名入りの地口(じぐち=言葉遊び)。今回紹介するのは、久留米藩有馬家の上屋敷が盛り込まれた「情け有馬の水天宮」(なさけありまのすいてんぐう)。…
藩邸内に祀られた水天宮を毎月5日限定で江戸の庶民に開放して「情け有馬の水天宮」といわれた、久留米藩有馬家屋敷(久留米藩江戸上屋敷)。実は、もうひとつ、当時の江戸では超高層建築の火の見櫓があって、「湯も水も火の見も有馬の名…
ビルが林立し、官庁街にも近くホテルオークラ東京も建つ東京の一等地に鎮座するのが虎ノ門金刀比羅宮。土地の有効利用もあって境内には虎ノ門琴平タワーも建ち、タワーの下を歩いて参拝というルートも。実は、虎ノ門は江戸時代、江戸城の…