ヘリコプターの遊覧飛行は10分〜15分で、4万円くらいが相場で、かなり高嶺の花。実は、驚くべきお手頃な料金でヘリコプターに搭乗できるのが、伊豆諸島の島々を結ぶ「東京愛らんどシャトル」。島民の足として使われる公共交通機関のため、格安料金で、最安の三宅島〜御蔵島(みくらじま)は、所要10分大人5870円です(2025年8月現在)。
遊覧飛行に比べると5分の1以下という格安料金

「東京愛らんどシャトル」は、八丈島〜青ヶ島〜八丈島〜御蔵島〜三宅島〜大島〜利島〜大島〜三宅島〜御蔵島〜八丈島を毎日運航。
大人は、満12歳以上で、5kg以上の手荷物を持っている場合には1kgごと(1kg未満の端数は1kgに切り上げ)に超過手荷物料金が必要となるため、三宅島〜御蔵島の場合なら1kgごと120円が必要。
つまり、10kgの手荷物を積む場合には、超過料金として600円の支払いが必要となるので、荷物はなるべく軽くする必要があります。
最安区間の三宅島〜御蔵島が、大人5870円、小人4110円、超過手荷物料金120円、大島〜利島は大人7370円、小人5160円、超過手荷物料金140円。
人気の八丈島〜青ヶ島(夏場は増便も)は20分のフライトで、大人1万1750円、小人8230円、超過手荷物料金240円。
大島〜三宅島が大人1万1880円、小人8320円、超過手荷物料金240円。
料金的に最も高く、飛行時間の長い八丈島〜御蔵島(25分)でも大人1万2820円、小人8980円、超過手荷物料金260円となっています。
乗り継ぎ運賃も設定され、最長区間となる青ヶ島〜利島をヘリを乗り継いで利用しても(所要2時間10分)、大人3万9750円、小人3万4800円、超過手荷物料1000円です。
遊覧飛行に比べると5分の1以下という料金設定で、かなりの乘り得なヘリということがわかります。
お盆などは島民の帰島に使われるので避けるのが賢明です(島民の貴重な足となっています)。
予約が必要で、各便出発の50分前~30分前までに搭乗手続きが必要。
島の宿泊施設は限られているので、事前の予約が必須です。


超激安ヘリ「東京愛らんどシャトル」で、伊豆諸島の島々へ! | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |