関東大震災後の復興時に、銀座のレンガ街の瓦礫を使った縁もあって日本で初めて銀座を名乗った商店街が戸越銀座商店街(品川区)。戸越銀座と、砂町銀座(江東区)、そして十条銀座(北区)が、東京の三大銀座と称される商店街で、その繁栄が全国に〇〇銀座が誕生するきっかけにもなっています。
戸越銀座商店街|品川区
所在地:東京都品川区平塚・戸越・西品川
歴史:昭和2年開業
規模:延長1240m、総店舗数400軒
内容:関東大震災(大正12年)からの復興の際、銀座6丁目(銀座のレンガ街が倒壊)から処分に困っていた大量のレンガ瓦礫を貰い受けてリヤカーで運び、水捌けの悪い通りに敷き詰めたことで、「銀六商店街」の名が誕生したのが始まり
戸越銀座商栄会商店街(商栄会)、戸越銀座商店街(中央街)、戸越銀座銀六商店街(銀六会)の3商店街の総称
砂町銀座商店街|江東区
所在地:東京都江東区北砂3・4・5丁目
歴史:昭和7年
規模:延長670m、180店舗
内容:銀座に負けない商店街にしようと命名
生鮮3品(野菜、肉、魚)を売る店のほか、食べ歩きも楽しめるのが特徴
十条銀座商店街|北区
所在地:東京都北区十条仲原・上十条
歴史:昭和13年から十条銀座と呼称
規模:延長375m、200店舗
内容:明治30年代後半、陸軍省板橋兵器庫、東京第一陸軍造兵廠などの陸軍関係の移転で、商店が並び始めたという歴史ある商店街
「惣菜天国」と称されるほどに総菜が充実
東京の三大銀座とは!? | |
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