「全国39都府県、300都市へのネットワーク」が謳い文句のバスタ新宿(新宿高速バスターミナル/東京都渋谷区)。東日本最大の巨大バスターミナルを発車するバスはどこを行先にするバスが多いのでしょうか。バスタ新宿が発表する2016年4月4日~2023年3月31日のデータから、方面別のランキングを見てみましょう。
新宿からどこに行く高速バスが多い!?

2016年度〜2023年度まで、2021年度を除いて首位の座についているのが、河口湖方面。
富士山五合目、富士五湖という訪日外国人観光客にも人気のエリアがTOPです。
2023年度の2位は名古屋方面ですが、全体としては大阪方面が2位。
東京と名阪間の需要の多さがよくわかります。
トータル数での4位は箱根方面、5位は羽田空港と比較的に近場の路線。
こちらも訪日外国人の需要をうかがい知ることができます。
全体としては中央高速バスが大健闘。
そして東北では仙台が堂々の6位にランクインしています。
総合ランキングには入っていませんが、近年は所要1時間30分の佐野、そして東京デイズニーリゾートへの便もTOP10入りしています。
時間帯別の発着便状況について、出発便22時、23時台の深夜帯がピーク。
全体としては近距離よりも夜行便の需要が多いことがわかります(到着便も朝6時台がピーク)。
逆に出発便が少ない時間帯は6時台、11時台〜15時台となっています。
バスタ新宿「行先ランキング」TOP10
順位 | 行先(方面) | 利用者総数 |
1位 | 河口湖 | 548.2万人 |
2位 | 大阪 | 457.5万人 |
3位 | 名古屋 | 403.2万人 |
4位 | 箱根 | 321.7万人 |
5位 | 羽田空港 | 309.0万人 |
6位 | 仙台 | 304.7万人 |
7位 | 松本 | 286.8万人 |
8位 | 木更津 | 272.2万人 |
9位 | 飯田 | 256.6万人 |
10位 | 甲府 | 209.5万人 |
バスタ新宿「行先ランキング」TOP10 | |
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