東京臨海高速鉄道りんかい線(新木場駅~大崎駅)では、1996年3月30日の新木場駅〜東京テレポート駅間の部分開業時から70-000形が自社車両として活躍してきましたが、2025年10月から新型車両「71-000形」を導入、2027年度中に8編成80両の導入を完了する予定となっています。
前面は「イルカの微笑み」をイメージしたデザイン

新型車両の71-000は、70-000形の色調(ブルー、ホワイト、ターコイズグリーンの3色)を継承しつつ、「優しい微笑み」を表現したデザインが特徴。
床下機器などの機器類はJR東日本のE233系をベースにしていますが、先頭部分は、イルカの微笑みをイメージしているとか。
側面はエメラルドブルーのグラデーションで「東京湾ウォーターフロントの水辺の空間」を表現と、お台場・臨海副都心を走るりんかい線らしい外観です。
東京臨海高速鉄道りんかい線は、新木場駅からJR埼京線に直通し、川越駅まで結んでいます。
JR側はE233系7000番台を投入していますが、今後はE233系7000番台と71-000形が走ることに。
71-000形の車体幅は70-000形から150mm拡大、埼京線内でも混雑緩和が図られる見込み。
さらに座席も従来と同じロングシートですが、1席あたりの幅を10mm拡大されることで、ゆったり感がアップします。
車椅子・ベビーカー利用者向けのフリースペースを全車に配置し、介助者やベビーカー利用者向けの2段手すりも設置されています。
ちなみに、不要となる70-000形はJR九州へ先頭車10両を譲渡する予定なので、今後は九州で活躍することに。

2025年10月、りんかい線に新型車両71-000形が導入! | |
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