東京23区を走るコミュニティバスの循環ルート。台東区循環バス「めぐりん」を筆頭に、愛らしいバスが各区で循環ルートを走り、区民だけでなく、観光や散策の貴重な足となっています。紹介した意外にも港区の「ちぃばす」、渋谷区「ハチ公バス」など多くのコミュニティバスが活躍。コミュニティバス全盛時代となっています。
台東区循環バス「めぐりん」
上野、浅草の2大観光スポットを結ぶ

コミュニティバスによる循環バスの代名詞的な存在。
「北めぐりん(浅草回り)」、「北めぐりん(根岸回り)」、「南めぐりん」、「東西めぐりん」、「ぐるーりめぐりん」の5路線が運行。
台東区、墨田区、東武鉄道、東武バスによる連携事業で「台東・墨田 東京下町周遊きっぷ」も発売されています。
台東区循環バス「めぐりん」全路線、墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」全路線、東武スカイツリーライン 北千住~浅草・押上および亀戸線、東武バス スカイツリーシャトル 上野・浅草線が乗り降り自由で、特典付き。
墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん、すみりんちゃん」
墨田区内を周回し、利用価値も大

北西部ルート(向島・鐘ヶ淵ルート)、北東部ルート(八広・立花ルート)、南部ルート(両国・錦糸町ルート)があり、押上駅で3つのルートが結節するスタイル。
押上駅を起点に墨田区内を回るので、利用価値も大。
台東区、墨田区、東武鉄道、東武バスによる連携事業で「台東・墨田 東京下町周遊きっぷ」も発売されています。
墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」全路線、台東区循環バス「めぐりん」全路線、東武スカイツリーライン 北千住~浅草・押上および亀戸線、東武バス スカイツリーシャトル 上野・浅草線が乗り降り自由で、特典付き。
豊島区「IKEBUS」
水戸岡鋭治氏がデザインした電気バスが周回

池袋駅周辺の4つの公園や賑わい施設を回遊する電気バスが「IKEBUS」。
最高速度は19km/hで、水戸岡鋭治氏がデザインした車両も人気です。
WILLEREXPRESSが運行を担い、池袋駅東口が起点のAルート(池袋駅東口循環)、池袋駅西口が起点の(Bルート)東西循環ルートがあります。
新宿WEバス
パークハイアット東京など人気ホテルの足にも

新宿駅西口を起点に、パークハイアット東京などホテル巡るバスで、小田急と京王の応援で運行。
新宿中央公園への足としても利用できます。
1日乗車券も発売。
丸の内シャトル|無料
丸の内、有楽町界隈を周回、しかも無料!

日の丸自動車が大手町、丸の内、有楽町地区に運行する循環バス路線。
大回りの通常ルートと、平日のみ運行される小回りの「大手町ルート」の2コースがあり、なんと無料で浄乗車できます。
「丸の内シャトル」は、新丸ビル前から読売新聞、日比谷などを廻る一周35分~40分のルート、平日の出勤時間帯には、ビジネスコースとして「大手町ルート」を運行しています。
なぜ無料で運行できるのかといえば、協賛企業の協力があるから。
ビジネス街ならではの恩恵です。
メトロリンク日本橋|無料
東京駅八重洲口と日本橋を結び、無料で周回
東京駅八重洲口と日本橋の南北のエリアを、15分~20分間隔で運行する便利な循環バス。
車体の外装は、日本橋や京橋を行きかう人々を描いた「江戸名所図屏風」をリング状にデザインした、歴史ある日本橋にマッチしたデザインとなっています。
こちらも「丸の内シャトル」と同様に協賛企業の協力で、日の丸自動車が運行。
北区コミュニティバス「Kバス」
王子駅、駒込駅、田端駅を起点に北区を周回
王子・駒込ルート(JR王子駅から中央図書館、北区役所、飛鳥山公園、花と森の東京病院、旧古河庭園(滝野川会館)等を経由し、JR駒込駅で折り返した後、JR王子駅に戻るルート)、田端循環ルート(JR駒込駅から田端区民センター、JR田端駅、滝野川会館等を経由し、JR駒込駅に戻るルート)、浮間ルート(赤羽駅から東京北医療センター、北赤羽駅浮間口、浮間舟渡駅を経由し赤羽駅に戻るルート)の3ルート。
JR王子駅、田端駅、駒込駅を起点とするので、利用価値は大。
王子・駒込ルートと田端循環ルートは、乗り継ぎも可能(乗継券が利用できるバス停が決まっています)。
足立区コミュニティバス 「はるかぜ」
北千住駅を起点に3ルートが循環コース

足立区の委託を受けて、新日本観光自動車が運行するコミュニティバス。
はるかぜ5号(千01北千住駅西側地域循環)、はるかぜ8号(宮03小台・宮城循環)、はるかぜ11号(堀之内・椿循環)が循環バスです。
循環ルートで運行されるバスは、いずれも北千住駅西口が起点なので、利用価値があります。
なかには無料も! 東京23区の「循環バス」 8選 | |
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