志村けんの像

志村けんの像

東京都東村山市、西武新宿線・西武園線・国分寺線の東村山駅東口に立つのが、志村けんの像。定番ギャグ「アイーン」ポーズ姿の銅像は、2021年6月26日に除幕。「志村けんさんの銅像が未来を明るく照らす」というプロジェクトで設置された銅像は、行き交う人に元気と笑顔を与えてくれます。

台座には「多くの笑いと感動をありがとう」と刻印

志村けんの像

1950年2月20日、東京都北多摩郡東村山町(現・東京都東村山市)生まれで、本名は志村康徳(しむらやすのり)、芸名の「けん」は父の名前です。
荒井注の脱退により、1974年4月1日、ザ・ドリフターズの正式メンバーに昇格し、一躍お茶の間の人気に。
きっかけは、『8時だョ!全員集合』の「少年少女合唱隊」のコーナーで歌った『東村山音頭』で、まさに東村山が生んだスパースターです(東村山市名誉市民)。
冠番組『志村けんの失礼しまぁーす!』、『志村けんのだいじょうぶだぁ』、『志村けんのバカ殿様』など、独自の「変なおじさん」路線が大ヒットしています。

2020年3月、新型コロナウイルス感染症による肺炎のため逝去(70歳)。
志村けんの死後、東村山市民や青年会議所、さらには東村山市が協力し「志村けんさん銅像プロジェクト」がスタート、銅像を設置するのためのクラウドファンディングを実施。
世界中から3200万円を超える支援支援が集まり、多くの人々に愛されていたことがよくわかります。

銅像設置にあたり、ポーズをどうするかは悩ましい問題でした。
実行委で検討されたのは、人気ギャグ「だっふんだ」、「ヒゲダンス」、「アイーン」ですが、「志村さんらしい姿」として「アイーン」が選ばれました(クラウドファンディングの支援者の声も「アイーン」を支持する人が多かったとか)。
台座には「多くの笑いと感動をありがとう」と刻まれています。

志村けんの像
名称 志村けんの像/しむらけんのぞう
所在地 東京都東村山市本町2丁目
電車・バスで 西武鉄道東村山駅から徒歩すぐ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
志村けんの像

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