湯島聖堂では毎年1月1日~4日に『正月特別参観』(特別公開)が行なわれています。大成殿の内部が特別に公開されるもの。また1月1日には『元旦素読初め』(著名な講師の指導で論語を素読)も行なわれます。大成殿内に売店が設置され、各種記念品も販売されます。
入試シーズンには合格祈願の受験生の姿も
湯島聖堂は、1690(元禄3)年、徳川5代将軍・徳川綱吉によって建てられた孔子廟で、後に幕府の学問所(昌平坂学問所)にもなっています。「日本の学校教育発祥の地」の碑も立つ国の史跡。この地に設立された東京師範学校(現在の筑波大学)や東京女子師範学校(現在のお茶の水女子大学) の源流でもあり、明治時代に、明治大学、中央大学、日本大学などのルーツとなる法律学校がお茶の水界隈に集まるきっかけにもなっています。
湯島天満宮(湯島天神)に近いこともあって、合格祈願に訪れる受験生の姿が多いのも特長です。
湯島聖堂『正月特別参観』 | |
開催日時 | 1月1日~1月4日10:00〜日没 |
所在地 | 東京都文京区湯島1-4-25 |
関連HP | 湯島聖堂公式ホームページ |
電車・バスで | JR・東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅、東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅から徒歩2分 |
問い合わせ | 湯島聖堂 TEL:03-3251-4606/FAX:03-3251-4853 |
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