染井吉野桜記念公園

染井吉野桜記念公園

JR山手線駒込駅の北口、駅前すぐの本郷通り・駒込駅前交番横に広がるのが染井吉野桜記念公園。駅前広場を地下駐輪場とともに公園として整備した際、幕末に上駒込村染井(現・豊島区駒込)で生まれたソメイヨシノ(染井吉野)の発祥地を記念して染井吉野桜記念公園と名付けられ、「染井吉野桜発祥之里碑」が立っています。

江戸時代〜明治時代には駒込周辺は植木屋が並ぶ園芸の里だった

染井吉野桜記念公園

染井吉野桜発祥之里碑

江戸時代、現在の駒込(日光御成街道沿い)、巣鴨(中山道沿い)には柳沢家下屋敷(現・六義園)、上野にあった土地を寛永寺用地として献上し、代替地として移転した津藩・藤堂家下屋敷(庭園にあった石像の一部は板橋・乗蓮寺に移設)など大名屋敷が並んでいました。

そのため、庭園の植栽の管理などが必要となり、染井通り沿い(藤堂家下屋敷の向かい)には10軒もの植木屋が軒を並べていました。
江戸市民の物見遊山の流行を背景に、江戸時代、秋になると菊細工が並べられて、菊見が人気となっていました。

幕末から明治の初めにエドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配でソメイヨシノ(染井吉野)が誕生。
当初は当時の桜の名所、吉野山の山桜にちゃっかりと便乗して「吉野」という名で売っていましたが、明治33年に博物学者・藤野寄命(ふじのよりなが)の上野の山の調査で、山桜が起源の品種でないことが判明し、「染井吉野」と改名。
その後、販路が広がり、全国各地で植えられるようになりました。

駒込駅の名物、掘割斜面のツツジの植え込みは、明治43年、駒込駅開駅を記念して近隣の植木屋が植栽したものがルーツ。

江戸中期ころから明治にかけて植木の里として賑わった地も、近代の急速な都市化の中で園芸の里は消滅し、郊外の埼玉県川口市安行などに「植木の里」の名を譲っています。

染井吉野桜記念公園 DATA

名称 染井吉野桜記念公園/そめいよしのさくらきねんこうえん
所在地 東京都豊島区駒込2-2-1
関連HP 豊島区公式ホームページ
電車・バスで JR・東京メトロ南北線駒込駅から徒歩すぐ
ドライブで 首都高速5号池袋線護国寺ランプから約3km
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 豊島区コールセンターTEL:03-3981-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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染井吉野桜記念公園

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